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源氏物語

2024/4/28 (福山)

源氏物語のイメージ

源氏物語』とは平安時代(1000年くらい前)に紫式部という女性によって書かれた長編物語で、全部で54帖あります。主人公は光源氏。誕生から晩年までの、さまざまな恋愛遍歴や政治、仏教の話などが書かれており、当時の貴族社会や風習がよくわかります。また、根底に「因果応報」が貫かれています。光源氏の死後は子や孫たちがメインとなり、特に45帖~54帖までは、二人の貴公子が宇治で女性を奪い合う話で、「宇治十帖」と言われています。作者「紫式部」は女性で、一条天皇の中宮彰子(しょうし)に女房として仕えていました。 書いた作品は、『源氏物語』以外に『紫式部日記』と歌集『紫式部集』があります。父は藤原為時(ためとき)という地方長官などをしていた中流以下の貴族です。父は和歌が上手で、特に漢学に秀でていました。紫式部はその血をひいており、和歌はもちろんのこと、幼い頃から男性の学問であった漢学の才能に長けていました。20歳ほど年の離れた藤原宣孝(のぶたか)と結婚し、翌年には娘賢子(けんし)を生みますが、その2年後くらいに夫宣孝は病死しました。紫式部は生没年不詳で、いつどこで亡くなったかも不明ですが、40代半ば~後半に亡くなったのでは、と考えられています。今、あらためて源氏物語を読み返してはいかがでしょうか。

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